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友達と恋人の線引きとは何なのか?その差について考えよう

男女2人の関係が友達なのかそれとも恋人なのか、わからなくてやきもきしてしまうことはよくあります。男女の関係性が明確に判明していれば何も悩む必要はありませんが、そう率直に割り切れない曖昧な関係も世の中にはあるものです。では、男女で友達とはどんな状態なのか、恋人同士で付き合うのとは何が異なるのか、その線引きについて突き詰めていきます。  付き合っているかそうでないかの線引きを見極める時、キーポイントになるのはお互いが好き同士でいるかどうかです。お互い好き同士でいてその愛情表現をわかりやすく行っていれば、2人でいる時に付き合っていることを確信できるはずです。相手から好きだという想いを伝えられている、あるいは遊びでないキスもされているとなれば、これはもう間違いなくただの友達ではありません。そこまでの愛情表現をされているなら、何の疑いもなく付き合っているといえます。  また、予定を合わせてコンスタントに会っているかどうかも、付き合うことの線引きを見極めるための判断基準になります。お互い付き合っているとは言いつつも1ヶ月に1回も会わないというなら、恋人同士だとは言い切れないです。お互いすでに強固な愛情によって結ばれているというならまだわかりますが、そうでなければ「何となく付き合っている風」になってしまっているのかもしれません。会う頻度が極端に少ないようなら、それは恋人同士ではなく友達止まりだと考えたほうが客観的には正しいです。  そして、付き合っている場合は、デート中に恋人つなぎで手をつないでみたり、相手の体にさりげなく触れてみたりなど、恋人同士らしいスキンシップが多かれ少なかれ何かあります。日本人は欧米諸国の人と比べてスキンシップが極端に苦手だといわれていますが、それでもスキンシップがまったくないのはおかしいです。男性の場合愛情表現をするのが極端に下手であまりベタベタとしてこない性格の人もいますが、それでも何もスキンシップがないようなら友人として見られている可能性のほうが高いと考えられます。スキンシップに乏しいのは「友達だから」という考えが根底にあるからに他なりません。  さらに、付き合っている男女はお互いのことを自然と気にかけるものです。気にかけるとは、心配したり何をしているのか知りたくなる気持ちのことで、そうして関心を持ってもらえているかどうかが線引きの目安になります。今はスマホをはじめとした便利なモバイル端末があるのですから、どこにいても連絡を取ろうと思えば取れます。毎日ではなくても数日に1回ぐらいは何も用がなくても連絡ぐらいは取りますし、恋人同士ならお互いの近況について報告し合うものです。友達だとそこまでやらないことのほうが普通で、そこが友達と恋人同士の線引きになっています。連絡の頻度だけが男女2人の関係性をはかるための尺度ではありませんが、とても重要なのは否定しようがないです。連絡するのが苦手な人も結構いますが、好きという感情が心の奥底にあるなら自然と連絡をするのがノーマルです。つまり、連絡の頻度によっても、友達なのか付き合っているのかがわかります。  友達なのか恋人同士なのかにこだわり過ぎて不満を募らせていたら、精神的に疲れてしまいます。あまりこだわり過ぎず、曖昧なら曖昧なままにしておくのも選択肢の1つとしてあります。ただ、関係性がはっきりしていないとどうしてもフラストレーションが溜まってしまいますし、その結果何かしらの勇み足をしてしまいかねません。それではお互いの関係を悪化させかねませんので、そうならないよう考え方を柔軟にしていくことが大事です。友達と恋人同士の線引きはあやふやなところもありますが、だからこそ俯瞰的な考え方を心がけ、どのように行動するのが最適なのかの答えを出さないといけないです。

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