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人の顔が判別できない!?相貌失認症の恋人のために出来ること

【恋愛相談】彼に、相貌失認(そうぼうしつにん)だと告白されました(20代・女性)

彼に、「自分は相貌失認症(そうぼうしつにんしょう)だ」と告白されました。ブラッド・ピットも同じ病気だそうで、私も少し調べてみましたが、「顔が覚えられない」病気のようでした。顔が覚えられないのに、どうやって人を判別して好きになるのか不思議です。それと、相貌失認症の人に対して、何か気をつけることはありますか?

相貌失認症でも、恋愛はできます

相貌失認症の彼氏への対応

まずはどんな病気か知ろう

相貌失認症(そうぼうしつにんしょう)とは、「人の顔が認識出来ない」病気です。人口の2%ほど居るとされており、程度の差も激しく、また確実な原因や治療法が解明されていない病気でもあります。病気とはいいますが、本当に重度の場合を除いて、日常生活にはあまり支障はありません。
 
顔が認識出来ない相貌失認症ですが、だからといって恋愛が出来ないということはありません。普段、相貌失認の人は、顔以外の特徴で人を認識しています。服の色、背格好、声や持ち物などです。生まれたときから相貌失認であれば、そうやって人を判別することが当然のこととなっているので、そこに違和感を持つこともありません。そのため、自覚のない相貌失認症の人も多いです。
 
顔そのものが識別できなくても、他の要素でその人を覚え、話や振る舞い、性格や態度に恋をします。これは、相貌失認でなくても同じことではないでしょうか?また、顔が判別できなくても、覚えることが出来ないだけで、好みの顔はもちろん存在します。この人は好みの顔だな、と思ったら、忘れないようにその人の顔以外の特徴を覚えておけば良いだけです。

彼女ができることもある

相貌失認が恋愛をするうえで最も困るのが、デートでの待ち合わせです。顔が覚えられない相貌失認の人にとって、例えそれが恋人でも、人混みの中で顔で判別することは困難です。そのデートに着てくる服がはじめての服であれば、服で見分けることも出来ないため、余計に分からなくなってしまいます。なので、相貌失認の彼とデートをするときは、自分から彼に声をかけてあげたり、あらかじめ服装や持ち物を伝えるなどの工夫をするとスムーズです。

そばにいるということが大事

恋人の顔が覚えられない、というのは悲しい、寂しいことなのかもしれません。もちろん、恋人であるあなたにとっても、大好きな彼が自分の顔が分からないというのは、とても寂しいことでしょう。しかし、大好きな人の顔が分からなくなってしまう彼は、それ以上に寂しい気持ちを持っているのです。彼ができない分、あなたが彼を見つけてあげてください。彼は、顔だけでなく、様々な要素をみて恋をしたのでしょう。そして、信頼関係から、あなたに病気を打ち明けたのでしょう。その気持ちを大切に受け止めてあげてくださいね。

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遠野 もみじ

遠野 もみじ

恋愛心理学の専門家 心理学の知識と、豊富な恋愛経験を生かして、恋愛アドバイザーとして活動中。好きなことは読書で、読書をはじめると、つい時間を忘れて夢中になってしまいます。
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